A Wizard of Eathsea が面白いって話を昨日書いたんだけど,今日も書く.なぜなら興奮が冷めやらないから.児童文学って,ともすれば子供のためだけのものだと思われがちだと思うんだけど,違うんだよね.バリアフリー思想とかと一緒で,要するに子供にとっていいものって,ほとんどの人類にとってもいいものなんだよ.ボンバーマンジェッターズとかもそうだけどさ.未来を生きる人間たちに対して語りかける物語は,シンプルで切実でないといけない.シンプルでないと肝心の子供に理解されないし,切実さがない物語に子供は真面目に向き合ってくれない.シンプルさと切実さ,このふたつを高いレベルできちんと実現していたら,そんな作品はもちろん誰にとっても素晴らしいはずで,Eathsea の物語はだからこそ尊い