リファクタリングがそれなりに好きだ.大好きってほどでもないけど,ただ単に好きというだけでは伝えきれないニュアンスを,"それなりに"という副詞に乱暴に詰め込んだ.粗野な言葉遣い.まただ.こういうところで僕はいつも手を抜く.自分が手を抜きそうなところをしっかり把握するようになったのも,成長といえば成長だろう.こういう成長も,リファクタリングと言えなくはない.やっぱり言えないかも.でも言いたい.

自分が何のプロなのかわからない.経営のプロではない.エンジニアリングのプロではない.数学のプロではない.文筆のプロではない.なのにどれに対しても漠然としたプロ意識を持っていて,上記の界隈をうろちょろしながらなんとか日銭を稼いで生きている.僕は何者なんだろう.考えれば考えるほどわからない.考えるのも楽しいし,考えて分からないのも楽しい.何者でもない今の自分,きっと何者にもならないこれからの自分.たぶん愛せる.大丈夫.