どういうわけか,砂漠,あるいは,埃っぽい,ザラザラとした砂の雰囲気に満ちた景色が,ずっと頭の中にある.一度もそんな場所に行ったことはない.なのに,その景色に僕はどうしようもない懐かしさを感じる.僕の頭の中だけにある,きっと,かつて僕の記憶がそこで暮らした場所.

今日はずっとくだらないことばかり考えて,不安になったり,窮屈な思いをしたり,お腹をすかしたり,歌を歌ったりしていた.Clojure についての,ちょっとまとまりのある文章を書いた.やけに澄み渡るキーパンチの音を聞いていたら,なぜか,小説を書きたくなった.久々に,何か書いてみてもいいかもしれない.

妹と長電話をした.妹と話すと,いつもすごく長くなる.英語と日本語がぐちゃぐちゃに入り混じる,変な会話だ.中途半端な脳の状態を反映するかのように,話題も語調もコロコロ変わって,とりとめない.でも,そういう会話がだらだら続くのが,兄妹という関係なのだと思う.