柔らかな頬に想いを馳せる.女性の頬が好きで,それは自分からとてもとても距離があるからだ.あの柔らかさや,色合いは,つくづくエキゾチックだと思う.

ギターの練習がてら曲を作った.例によって名前はない.歌詞もない.伝えたいことがないからだ.メッセージ性とか,共感とか,そういう,誰かに向けてなにかを発信することにいまほとほと疲れていて,自分を慰めるためだけに音楽を作っている.そして,今の僕が聴きたいのは判明な言葉ではなく,パズルが解かれていくような楽譜のカタルシスの方なのだと思う.だから,そのような曲をつくった.

胸にわだかまる不安は,誰かとの会話で比較的簡単に吹き飛ぶ.会話は大切だ.会話のために犠牲にできることをきちんと見極めるためには,どうしたらいいのだろうと考える.