意味もなく時間が過ぎていった.いい日も悪い日も,なんとなく時間はのっぺりと平坦に変化してゆく.時間は絶え間なくその有り様を変えるミュータブルな構造そのものだ.

決意の数だけ失われるものがある.それを数えながら生きていく.

夢にまで見た景色.夢を見ないので,わからない.見てみたい.夢を見るのも夢と言えるだろうか.

大きな目標を解体して,分解して,少しずつ実行してゆくのが好きだ.好きなようにやっていたら,手がつけられなくなることも少なくないけれど,そうなったらそうなったで,なるようになるのだろう.

苦し紛れなことばかりしている.僕は苦しくないと生きている実感が湧かないのだろうか?生きることに実感など必要ないのに,そこまでは分かるのに,どうしても欲してしまうのは,理性の敗北なのだろう.僕の理性の連敗記録はきっとまだ伸びる.