今後,ここに書かれる,一切のことば.一切の文章.一切の物語.すべてを君という個人に捧げる.来世を仮定し,来世でまた会えたら,その時君に胸を張って,僕の人生の記録を読んでもらえるように.心臓が焦げ付くほど憧れた君に,僕の存在の断片を示すために.なにより僕が決して君のことを忘れないために.君との思い出を片時も蔑ろにしないために.