自分が出来ないことと,自分が苦手なことはとことん違うのだなと思う.ただその瞬間に出来ないだけのことを,苦手なのだと思い込んで及び腰になってしまうのは悲しい.うまく出来ないことは(必要なら)上手くできるようになればいいだけの話で,必要がないなら放っておけばいい.上手くできるようになるためには,上手くやっている人の真似をすればいい.ここで大切なのが,あくまでも形式の模倣に徹することだ.意識を変えても行動はなかなか変わらない.なにより意識という抽象構造を変えるのはとてつもなく難しい.変えやすいのはいつも具体的な行動の方だ.幸せになってこその笑顔ではなく,笑顔でいることが幸せに繋がる.例えばそういう話.

苦手と不足を切り分けること,その分別はタスクを消化しながら自走する現代人としてはとても重要なスキルだと感じる.